" />

広告 ブログ 小説 飽きた

ブログを書くのが飽きました。1

2024年6月19日

Amazonキャンペーン

kindleunlimited 読み放題

第1話: ブログの魔法

ゆかりは、その白い画面を見つめながら、かつての情熱が灰に変わったことを感じていた。

彼女のブログ「ゆかりの色彩」は、一時は彼女の心の内を映し出すキャンバスだった。

しかし今、彼女は更新ボタンを押す手が止まり、

「もう、何を書けばいいのか…」

という疑問に苛まれていた。

そんな迷いの中、予期せぬ発見が彼女の心に新たな光を灯した。

晴れ渡る日曜日の朝、押し入れの奥から、懐かしいノートが現れた。

そのノートは、彼女がブログを始めたばかりの頃の日記で、

ページをめくるたびに、ゆかりの目はかつての輝きを取り戻していった。

初めての記事、初めてのコメント、そして初めてのフォロワーとの出会い。

それらの記憶は、彼女の心に再び情熱を呼び覚ました。

特に、おばあちゃんから教わった味噌汁のレシピを紹介した記事は、彼女にとって最も心に残るものだった。

「この味噌汁、おばあちゃんの愛が詰まってるんだよね…」

と、ゆかりは懐かしさに胸を満たされながら、久しぶりにその味噌汁を作ることに決めた。

野菜を切り、だしを取り、味噌を溶かす。

シンプルな作業の中で、彼女はかつての自分を見つけ、その日の夕食後、久しぶりにブログを更新した。

記事には、おばあちゃんの味噌汁のレシピと、その日に作った味噌汁の写真が添えられていた。

「これでいいのかな…」

と、思いながら投稿ボタンを押すと、彼女の心は軽くなった。

まるで、長い間閉じ込めていた何かが解放されたようだった。

翌朝、ゆかりのブログには数多くのコメントが寄せられ、

読者たちは彼女の味噌汁の話に共感し、温かい言葉を送っていた。

ゆかりは、

「ありがとう、おばあちゃん。そして、ありがとう、ブログ。」

と、心の中でつぶやきながら、新たな一歩を踏み出す勇気を得た。

彼女のブログの魔法は、まだまだ失われていなかったのだ。

第2話: 思い出のレシピへ続く、、、

-ブログ, 小説, 飽きた
-, ,