こんにちは！下関のコンビニで働く40代の[コンビニ異文化交流]です。
なぜ、いつも同じ国の人と？
日々のレジ業務で、外国人労働者のお客様が同じ国籍の方同士で来店される光景が、ふと目に留まります。
もちろん、そうでない方もいらっしゃいますが、特に印象的なのは、いつも決まった仲間と連れ立って買い物に来られるグループです。
「言葉の問題かな？」
そう思ったのもつかの間、もっと深い理由があるのではないかと考えるようになりました。
今日は、コンビニのレジから見える外国人労働者の人間関係について、私なりに考察を深めていきたいと思います。
なぜ、同じ国の人といるのか？考えられる理由
なぜ、コンビニで外国人労働者は同じ国の人とばかり一緒に来るのでしょうか？
その背景には、言葉の壁だけでなく、文化や習慣の共有、情報交換、そして異国での心の支えを求める心理があると考えられます。
その理由として、主に以下の点が挙げられます。
- 言葉の安心感: 異国の地で、母国語で気兼ねなくコミュニケーションできる相手がいることは、精神的な安定に繋がります。
- 文化や習慣の共有: 日本とは異なる文化や習慣を持つ者同士が、共感し合い、安心感を得られる場となります。
- 生活情報の共有と相互扶助: 仕事、住居、手続きなど、日本での生活に必要な情報を共有し、助け合う関係を築きやすい。
- 異国での孤独感の緩和: 同じ境遇にある仲間と過ごすことで、異国での孤独感を和らげることができます。
例えば、私が以前接客した中国人のお客様のグループは、いつも楽しそうに母国語で会話をされていました。
商品の選び方や支払い方法で困った際には、お互いに助け合っている様子が伺えました。
また、ベトナム人のお客様のグループは、一緒に故郷の料理に使う食材を選んでいるのを見たことがあります。
彼らにとっては、同じ国の仲間と過ごす時間が、異国での生活における大切な 社会的支援になっているのかもしれません。
したがって、コンビニで外国人労働者の方が同じ国の人とばかり一緒に来るのは、単に言葉の問題だけでなく、異文化の中で安心して生活するための、自然な行動であると言えるでしょう。
日本で働く外国人労働者が抱える問題
日本で働く外国人労働者の方々は、言葉の壁だけでなく、文化や習慣の違い、そして見えない孤独感と闘いながら日々を送っています。
もし、あなたが言葉も文化も違う異国で一人で生活することを想像してみてください。
不安や心細さを感じるのではないでしょうか？頼れる人がいればどんなに心強いでしょう。
外国人労働者の方々にとって、同じ国籍の仲間は、まさに その 存在なのです。
私たちにできること
では、私たち地域社会の一員として、彼らがより安心して日本で生活し、私たちとより良い関係を築くためには、何ができるでしょうか？
まず、私たちコンビニの店員ができることは、簡単な挨拶や丁寧な言葉遣いを心がけ、積極的にコミュニケーションを取ろうとすることです。
また、地域の情報や日本の文化について、分かりやすく伝えることも大切かもしれません。
このブログを読んだあなたも、もしコンビニや街中で外国人労働者の方を見かけたら、少しでも笑顔で接してみてください。
あなたの小さな行動が、彼らの不安を和らげ、日本での生活をより豊かなものにするかもしれません。
多様な人々が心地よく暮らせる社会を目指して
コンビニのレジから見える光景は、私に多くのことを教えてくれます。
外国人労働者の方々が同じ国の人とばかり一緒にいるのは、言葉の壁だけでなく、文化的な繋がりや心の支えを求めているからかもしれません。
私たち一人ひとりが、彼らの背景にある様々な事情を理解し、温かい心で接することで、より多様で 包括的な社会を築いていけるのではないでしょうか。
皆さんは、この光景からどんなことを感じますか？ぜひコメントであなたの考えを教えてください。
