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愛犬の日に起こった、ちょっと 不思議な出来事
ねえ、皆さん、ご存知でしたか?
5月13日は、愛犬の日なんですって!
ワンちゃんを飼っている方はもちろん、そうでない方も、きっと可愛いワンちゃんの写真や動画を目にする機会が多いのではないでしょうか。
うちのコンビニでも、時々、近所の方が散歩の途中に愛犬を連れて立ち寄られるんですよ。
ふわふわの毛並みや、つぶらな瞳を見ていると、本当に癒されますよね。
そんな愛犬の日に、うちのコンビニで、ちょっと 不思議な光景を目にしたんです。
それは、 私たちの地元の有名人、近所に住む柴犬のコロちゃんが関わった出来事でした。
まさかの塩対応!?コロちゃんの 予想外の行動
いつものように、にこやかな笑顔の外国人のお客様がコンビニのドアを開けて入ってこられました。
その方の足元には、コロちゃんが飼い主さんと一緒に、しっぽをフリフリしながら歩いていたんです。
「あら、可愛いワンちゃんですね!」と、
思わず日本語で話しかけた私に、お客様も笑顔で「ありがとうございます」と応えてくださいました。
ところがです。
私がコロちゃんに「こんにちは!」と声をかけると…なんと、コロちゃんは露骨に顔を背け、プイッとそっぽを向いてしまったんです!
「えええ!?コロちゃん、どうしたの?」
普段のコロちゃんは、誰にでも愛想が良く、お店に来る人には必ず尻尾を振って挨拶をする、まさにうちのコンビニのアイドル犬(?)のような存在。
子供たちにはペロペロと顔を舐めたり、お年寄りにはそっと寄り添ったりする、そんな優しいコロちゃんが、まさかのお客様に塩対応をしてしまうなんて!
私も、そして飼い主さんも、一瞬目を疑いました。
言葉を超えた、心と心の コミュニケーション
「もしかして、 外国語が分からなかったのかな?(笑)」
そんな冗談が頭をよぎりましたが、事態はもっと 予想外な方向へ。
コロちゃんの 予想外の行動にも、その外国人のお客様は全く動じることなく、 むしろ優しく微笑んで、しゃがみこんでコロちゃんの目をじっと見つめ始めたんです。
そして、今度はご自身の言葉で、ゆっくりと、まるで子守唄を歌うように、優しく話しかけたんです。
その言葉の意味は、私には全く分かりませんでした。
でも、そのお客様の穏やかな表情と優しい声のトーンは、しっかりと伝わってきました。
すると…信じられないことが起こったんです!
さっきまでツンツンとそっぽを向いていたコロちゃんが、ゆっくりと、本当にゆっくりと、少ししっぽを振り始めたじゃありませんか!
その光景を見た瞬間、私は息を飲みました。言葉は通じなくても、心は通じるんだ、と。
まるで映画のワンシーンを見ているようでした。
温かい気持ちが 財産となる多文化共生
それからというもの、その外国人のお客様がコンビニに来られるたびに、コロちゃんは必ず、 最初とは打って変わって 、嬉しそうに尻尾を振ってご挨拶をするようになったんです。
お客様も、コロちゃんの頭を優しく撫でて、何やら話しかけていらっしゃいます。
二人の間には、確かに言葉を超えた 暖かな コミュニケーション が生まれていました。
あの時のお客様の、焦らず、優しく、動物と向き合う眼差し。
そして、コロちゃんの、素直でまっすぐな反応。その二つの光景を目の当たりにして、私の悲しい気持ちも、あたたかい気持ちに変わりました。
多文化共生って、ニュースで見たり、本で読んだりすると、なんだかとても難しく感じてしまうかもしれません。
言葉の壁、文化の違い、習慣の違い…乗り越えなければならない壁はたくさんあるでしょう。
でも、あの日のコロちゃんと外国人のお客様の触れ合いは、そんな難しいことばかりではない、と教えてくれました。
言葉が通じなくても、お互いを尊重し、理解しようとする気持ちがあれば、心と心は繋がることができる。
もしかすると、そうしたシンプルな心の通い合いこそが、多文化共生の基盤になるのかもしれません。
愛犬の日に、そんな温かい気づきを与えてくれたコロちゃんと、優しい外国人のお客様に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
山口県の小さなコンビニで起きた、思いがけない心温まる出来事は、私にとって忘れられない愛犬の日の思い出となりました。
あなたの周りの「言葉を超えた心のコミュニケーション」を教えてください!
皆さんの周りにも、言葉は通じなくても、なんだか心が通じ合っているな、と感じる瞬間ってありませんか?
人間同士だけでなく、動物や自然と触れ合う中で、そんな不思議なぬくもりを感じたようなエピソードがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!
皆さんの心温まるお話、楽しみにしています!